ウィっクさんは毎年12月になると、自分でとった写真に短い文をつけて、友だちに送れっている。日本に来て初めての年は、若い人たちが電車の中でまんがを読んでいる写真であった。「日本人がみんなまんがを読んでいるのではありません。小学生は学校の勉強が大変で、もっと難しい本を読んでいます」という文にはわらってしまった。
去年のは、駅で50歳ぐらいの人がかさでゴルフの練習をしている写真で、文は「ゴルフは練習、練習ですから、雨の日も晴れの日も休まずやっているのです。あぶない?人がこまる?我慢をしてください」とあった。そういえば日本では、ゴルフだけでなく、テニスも、すいえいも、まず本を買い、クラブに入り、先生に習い、少しでもひまがあれば練習するという人が多い。ウィっクさんがあきれるのも無理はない。
ウィっクさんをもっと驚かせているのはふくそうと持ち物である。どこのゴルフ場へ行ってみても、国際試合でもやっているではないかと思うほどだ。「日本人のことを悪く言いたくないけど、どうしてあんなにふくそうや持ち物にお金を使うのか分かりません。それだけでなく、ゴルフ場は遠くて高い。着くまでに2、3時間かかるんでしょう。1回2万円もはらうなら、私は映画を10回見ます」
こう話しているウィっクさん、今年はどんな写真を送るのだろうか。
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Wick 先生每年到了十二月,就會將自己拍的照片附上短文送給朋友欣賞。剛來日本那一年,拍了年輕人在電車內看漫畫的照片。「並非所有日本人都只看漫畫,小學生在學校的功課很辛苦,他們讀的是難度更高的書。」並附上這句幽默的話。
去年,拍了大約50歲左右的人單雨傘當高爾夫捍練習的照片,附上的短文是「高爾夫練習,因為是練習所以雨天、晴天都不能休息。危險?打擾到別人?只能請大家多多忍耐」。這麼一說,在日本,不只是高爾夫、網球也是、游泳也是。首先買書、加入俱樂部、 向 老師請教、一點點空閒的時間也要練習,這類的人很多。因此也難怪Wick先生感到吃驚了。
更讓Wick先生驚訝的是服裝和持有的器具。不論去哪裡的高爾夫球場,看起來都好像要去國際比賽的程度。「我不是要說日本人的壞話,但我不懂為什麼要把錢花在那麼正式的服裝和球具。不只是這樣,高爾夫球場既遠又貴。一趟路就要2、3個小時吧,去一次2萬日元的話,我都可以看十場電影了。」
說這種話的Wick先生,不曉得今年又會拍什麼樣的照片送給我。
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